なみログ | Webビジネスコンサルタント

2005年7月24日（日）佐賀新聞朝刊14頁より

九州酒文化あぐりネットワークというのがあり、ロックで飲める日本酒を開発した話が、日曜ワイドの特集で掲載されている。
（なみログでは今年は日本酒ブームが訪れると予言しているので、日本酒のニュースには敏感に反応をしていきたい。）

日本酒をロックで飲むのは、水っぽくなってまずいというこれまでの定説をくつがえす商品開発。

しかし、昨今の大焼酎ブームのあおりを受けて、消費者の飲むニーズにロックがある以上、ロックで飲める商品開発を考えることも必要であった。
焼酎は、生地、ロック、水割り、お湯割り、その他割りと、好みの飲み方で楽しめるのも特徴だ。日本酒だと、冷や、燗つけ、冷酒となる。

記事にも書かれていたが、焼酎ブームでは癖のある芋焼酎がブームになっていて、飲みやすさとは別にある、個性が消費者に受け入れられている。そういう意味では、日本酒も受け入れる素地というのは十分あるのではないだろうか？

個人的には、日本酒の酒瓶も、一考が必要ではないかと思う。一升瓶は重い。だからといって、紙パックではどこかかっこよさに欠ける。焼酎ではどうだろうか？どのサイズの焼酎ボトルが売れているか統計を見てみないと分からないが、家に買って帰るのは、ハーフボトルが出ているのではないだろうか。それではそのサイズの日本酒はというと日本酒はほとんど飲まないので正直知らないが、ハーフボトルは少ないような気がする。

さて、日本酒のロック。
アサヒビールのスーパードライのマーケティング戦略にあるような、関係者による口コミ戦略も必要だろう。