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6月23日佐賀新聞朝刊18頁｢ひれふり便り｣より

唐津市が地域再生計画の認定を受けたようだ。唐津という町は外のものが抱くイメージよりも、中の経済は厳しいものがあるのではないだろうか。
しかし、それを額面どおりにマイナスに受け止めていても、どうしようもないので、逆にイメージが先行していることを好材料として、もっとイメージ戦略に打って出てはどうかと思ったりしていた。

いや、すでに唐津はイメージ戦略で少し希望が出ていると思われる。その一つが宝当神社。佐賀県への観光問い合わせの上位に、宝当神社があるというのを聞いたことがある。
それから呼子のイカ。呼子は唐津とは違うが、福岡からみれば呼子も唐津も同じようなものではないだろうか。唐津を通らないと呼子に行けない以上、呼子客を途中でゲットする作戦は有効だろう。実際に、途中にある｢おさかな村｣などはドライブ客をみごとにゲットしている。

いろいろ書いたが、唐津はなんといっても海の魅力に尽きる。そこで浮かべるのが｢ブルーツーリズム｣という言葉。唐津は九州の｢ブルーツーリズム｣の拠点として、海をコンセプトに圧倒的な差別化をしたらどうだろうか。

地域再生計画の中に、｢ブルーツーリズム｣ということばが入っていないとすれば、すぐにでも入れるべきだとさえ思う。