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長崎の小説家

2008年01月06日

 なみログ at 12:20 | 芸術
2008年1月5日(土)佐賀新聞朝刊22頁より


昨日の新聞紙面のことだが、九州・沖縄県紙合同企画ということで、


   わが街の有名人


という特集企画が打ち出させれている。


5日の第1回目は、長崎の絵本作家、長谷川集平氏。

■長谷川集平

長谷川氏は兵庫出身で、長崎へはいわゆるIターンになる。

記事によると、長崎への移住は、「近代日本の心を探る」という作家としてのテーマを掲げての移住ということで、「キリシタン迫害、鎖国下の保護、開国以降の軍需都市化、被爆。歴史が凝縮した長崎は日本を見る上で重要だ」と語っている。
※詳しくは、くれぐれも紙面を見てね

さて、長崎は小説家を多く輩出している県で、有名どころでは、村上龍を筆頭に、佐藤正午、 青来有一、吉田修一、古いところでは、野呂邦暢、林京子、佐多稲子らが出ている。

作品の舞台が長崎となると、それは数え切れないくらいあって、遠藤周作の「沈黙」がそのなかでも一番頭に思い浮かべることのできる有名な作品だろう。

先日、佐藤正午氏の「リボルバー」という文庫小説が、新しい装丁で書店に並んでいるのをみた。

たしかこの小説は、沢田研二が出て映画化されたものだったと思う。

なんかなつかしいな。と思ったりした。

話は、元にもどるが、日本を語るときに、東京から遠く離れた北海道や沖縄の現状がどのような状況になっているかを考えると、この国がどうなっているのかよく判るということをいっているのを聞いたことがある。

長崎もしかり、佐賀もしかり。

インターネットの世界だって、そうかもしれないな、と思う。

佐賀からどう仕掛けていくか。


自分のことを「昭和岸壁派」といい、<辺境>から人間生活を考える小説家もいたが、本来であれば、今のような時代こそ、日本の端っこから、ケータイ小説でもなんでもいいので、<のろしを上げていかないとならないのだ>と思ったりする。




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