佐賀駅デイトスのスーパーが閉鎖に
2005年06月24日
なみログ at 10:03 | 経済
2005年6月24日(金)佐賀新聞朝刊7頁より
佐賀市の小売業をとりまくニュースは、明るいものは、大型ショッピングセンターや、大型家電ショップの進出など、大資本によるところが大きいが、県内地場もしくは、九州地場の小売のニュースとなると、とたんに暗いものが多くなる。
24日の佐賀新聞に佐賀駅デイトスに展開していた、「鮮ど市場」(本社熊本市)が25日で閉店とある。
売上の伸び悩みの原因は、駐車場不足によるもの。それから、車以外の買物客の購入単価が低かったことなどがあるという。
佐賀県は、一人一台車を持っている世帯も多く、車での買い物があたりまえ、おのずと郊外の大型ショッピングセンターなど、交通が便利で無料駐車場があるところに買物客が集まる。
ショッピングセンター側は、車で訪れた買物客に、センター内でカートを使って買い物をしてもらい、レジ精算後も買い物袋をカートに乗せたまま車のあるところまで運んでもらうよう、利便性を高めている。
スーパー内でカートを使った場合と、カートを使わなかった場合の購買金額に差があることは、スーパーマーケットの売れるしくみづくりを勉強すれば、初級の定説として教わるが、買い物をしている私たちは、カートでの買い物は、カートを使わないときよりも購買金額が多くなるなどは、いちいち考えたことはない。
なので、少し大きめのカートを使えるスーパーでは、いかに入口でカートに手を伸ばしてもらうかも、売上を上げる重要な作戦のひとつになっている。(カートを探さないとならなかったり、カートがとりにくかったりするのはもっての他なのだ)
スーパーマーケットの売れるしくみを少しだけ勉強したことがあるが、非常に興味深かった。もう少し本気になってスーパーマーケットの売れるしくみは勉強してみたかったが、Webをやる以上は、Webに専門化しなければならず、いまは勉強がストップしている。でも機会があればもっといろいろ知りたいと思う。
ECショップもリアルの店舗同様の競争力が求められている。
売れるしくみはリアル、バーチャルを問わない商売の原理原則のことであろうから、ECショップもいち早くその原理原則を知ったうえで取り組むところが、より成功を確実にしていくだろう。
じゃあ、その原理原則は何?といわれれば、私が知っているのは、立地をさておいたとして、小売業の戦略は、とどのつまり「商品戦略」と「価格戦略」に集約されること、価格戦略には「荒利ミックス」の戦略があるということくらいだ。
あることくらいだ、といっておきながら、少し書くと、商品戦略には、関連商品を買ってもらう、クロスセリングやアップセリングもある。単に単品商品をどうするかだけではない。
佐賀市の小売業をとりまくニュースは、明るいものは、大型ショッピングセンターや、大型家電ショップの進出など、大資本によるところが大きいが、県内地場もしくは、九州地場の小売のニュースとなると、とたんに暗いものが多くなる。
24日の佐賀新聞に佐賀駅デイトスに展開していた、「鮮ど市場」(本社熊本市)が25日で閉店とある。
売上の伸び悩みの原因は、駐車場不足によるもの。それから、車以外の買物客の購入単価が低かったことなどがあるという。
佐賀県は、一人一台車を持っている世帯も多く、車での買い物があたりまえ、おのずと郊外の大型ショッピングセンターなど、交通が便利で無料駐車場があるところに買物客が集まる。
ショッピングセンター側は、車で訪れた買物客に、センター内でカートを使って買い物をしてもらい、レジ精算後も買い物袋をカートに乗せたまま車のあるところまで運んでもらうよう、利便性を高めている。
スーパー内でカートを使った場合と、カートを使わなかった場合の購買金額に差があることは、スーパーマーケットの売れるしくみづくりを勉強すれば、初級の定説として教わるが、買い物をしている私たちは、カートでの買い物は、カートを使わないときよりも購買金額が多くなるなどは、いちいち考えたことはない。
なので、少し大きめのカートを使えるスーパーでは、いかに入口でカートに手を伸ばしてもらうかも、売上を上げる重要な作戦のひとつになっている。(カートを探さないとならなかったり、カートがとりにくかったりするのはもっての他なのだ)
スーパーマーケットの売れるしくみを少しだけ勉強したことがあるが、非常に興味深かった。もう少し本気になってスーパーマーケットの売れるしくみは勉強してみたかったが、Webをやる以上は、Webに専門化しなければならず、いまは勉強がストップしている。でも機会があればもっといろいろ知りたいと思う。
ECショップもリアルの店舗同様の競争力が求められている。
売れるしくみはリアル、バーチャルを問わない商売の原理原則のことであろうから、ECショップもいち早くその原理原則を知ったうえで取り組むところが、より成功を確実にしていくだろう。
じゃあ、その原理原則は何?といわれれば、私が知っているのは、立地をさておいたとして、小売業の戦略は、とどのつまり「商品戦略」と「価格戦略」に集約されること、価格戦略には「荒利ミックス」の戦略があるということくらいだ。
あることくらいだ、といっておきながら、少し書くと、商品戦略には、関連商品を買ってもらう、クロスセリングやアップセリングもある。単に単品商品をどうするかだけではない。
この記事へのコメント
販売にも詳しいんですね^^
カート理論結構考えますよw
今日は1000円で目的のモノしか買わない!と決めてるときはカートもかごも持たずに商品だけ手にとってレジヘ行きますw
だって、かご持ってるとついつい目に付くものかごに入れちゃうからねえ・・・
お店はそれをねらってるんですけどね(あはは縲
それに、カートやかごに財布やバックを入れてるとスリに合いやすいっていうじゃないですか縲怐I
Posted by ゆんた at 2005年06月30日 12:40
ははは。詳しいというものでもないですよ。ちょっとかじっただけです。まじめにマーチャンダイジング辞典なども買ったりしました。。(笑)いまでも商業界とかパラパラとめくります。
本は小説ばかり読んでいたあの頃が懐かしいとか言わないとならないようになってます。。(苦笑)
こんどはいつか文学のお話でもしましょう。
Posted by なみ at 2005年06月30日 18:18