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2005年4月13日佐賀新聞朝刊7頁より

佐賀市にあるデジタルコンテンツ開発会社のオプティムが、ネット上の知的財産を守る監視システムを開発したとある。監視したいキーワードを入れてサイト検索をかけると、そのキーワードに関連した検索結果が表示されるというもの。人工知能を使って24時間、自動的に探し回り、網羅的に検索をするという。

システム名は｢ZENIGATA（ゼニガタ）｣と名付けられている。銭形平次か、ルパン3世の銭形警部から由来した名前とみえる。

試験利用の結果も紹介してある。
野球選手のサイン入りボール類のネットオークション出品状況を調査したところ、3日間で1446件を発見。各球団毎に出品数まで把握できる。

普通の検索システムとちがうのは、動的サイトで表示される商品も検索していくところが違うようだ。それから、検索エンジンがいくつかあるようで、監視すべきキーワードが多く存在するページは、危険度が高いと判断し、ほかの検索エンジン（エージェントと呼ぶ）を呼び集めて、そのページと関連ページを重点的に調査するという。

月額30万円より導入可能ということで、音楽業界やソフトウェア業界への導入が期待される。

※オプティムのWebサイトを見ると、2月3日にプレスリリースとして紹介してある。