携帯電話付きカメラの功罪
2004年10月02日
なみログ at 19:31 | 社会
2004年10月1日佐賀新聞朝刊26頁より
西村雄一郎のシネマトークというコーナーで、標題の件が書かれている。
先日の古湯映画祭でのこと、携帯電話、カメラ等による会場での撮影を禁止します、という貼り紙に、なぜ禁止しないとならないのか、という意見があったという。
西村氏は、カメラ付き携帯電話の普及が、肖像権の侵害を引き起こしているという事実から、カメラ付き携帯の高機能化に警鐘を鳴らしている。
カメラ付き携帯にしてもお財布携帯にしても、機能が高性能になったり、重要なデータとの連携がなされるようになると、そこに発生する不正も多くなることだろう。
使う側のモラルの問題もあるが、西村氏が言うように、なんでも便利だからといって、高機能にする必要はないのではないか?という気もしないでもない。
どちらにしろ、メーカー側は、消費者のニーズを創出することに長けているわけだから、一度描き立てられた欲望を静めることは困難だろう。なくてあたりまえだったカメラ付き携帯が、いつのまにか、無いとおかしいという風になる。
コンビニで売られているおでんにしたって、おでんはそう気軽に食べるものでもなかったはず。いまでは秋口からコンビニにおでんがないところを探す方が難しい。
変な話、コンビニに行っておでんをみると、あったかいおでん食べたいな、という気持ちが湧いてくる。
ところで、タイトルの「携帯電話付きカメラ」という表現、カメラを重視して使っている人が増えているということの表れか。
西村雄一郎のシネマトークというコーナーで、標題の件が書かれている。
先日の古湯映画祭でのこと、携帯電話、カメラ等による会場での撮影を禁止します、という貼り紙に、なぜ禁止しないとならないのか、という意見があったという。
西村氏は、カメラ付き携帯電話の普及が、肖像権の侵害を引き起こしているという事実から、カメラ付き携帯の高機能化に警鐘を鳴らしている。
カメラ付き携帯にしてもお財布携帯にしても、機能が高性能になったり、重要なデータとの連携がなされるようになると、そこに発生する不正も多くなることだろう。
使う側のモラルの問題もあるが、西村氏が言うように、なんでも便利だからといって、高機能にする必要はないのではないか?という気もしないでもない。
どちらにしろ、メーカー側は、消費者のニーズを創出することに長けているわけだから、一度描き立てられた欲望を静めることは困難だろう。なくてあたりまえだったカメラ付き携帯が、いつのまにか、無いとおかしいという風になる。
コンビニで売られているおでんにしたって、おでんはそう気軽に食べるものでもなかったはず。いまでは秋口からコンビニにおでんがないところを探す方が難しい。
変な話、コンビニに行っておでんをみると、あったかいおでん食べたいな、という気持ちが湧いてくる。
ところで、タイトルの「携帯電話付きカメラ」という表現、カメラを重視して使っている人が増えているということの表れか。