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9月25日(火)読書の講演します。

2012年09月08日

 なみログ at 18:09  | 文学
9月25日(火)は、佐賀県小城中学校で、学校図書館司書さん向けに、読書について講演をすることになりました。

残念ながら今回はクローズドな会合ですから、一般参加は出来ません。

タイトルは、文学読書会が三倍面白くなる方法、です!

読書の目的や、読書がもたらす効果・効能などについて話し、僕が推奨している文学読書会の方法を話す予定です。

  

文学読書会in博多

2012年08月14日

 なみログ at 21:47  | 文学


12日に開催された大人の文学読書会。博多駅から徒歩で五分の大博多ビル12階の劇場の舞台を使って行なった。
参加者はスタッフの方二名を含めて13名。二つのテーブルに分かれて、感想をシェアしてもらいました。

ワークショップで取り上げた作品は、太宰治の『猿ヶ島』。

グループでのシェアは、白熱し、時間オーバーに。その後ランチミーティングと流れ込みました。

文学読書会は、やっぱり楽しいと実感!!参加者もとても楽しんでくれました!



次回、参加してみたいとか、自分たちの地域や学校でも開催してほしいという方は、どうぞお気軽にコメントか、オーナーへメッセージをください!!


■過去のイベント:横浜の高校生向け文学読書会の様子はこちら⇒


■過去のイベント:伊万里読書会に参加されたヤマグチさんの感想はこちら⇒


■過去のイベント:伊万里読書会に参加された村上さんの感想はこちら⇒


  

【参加者募集】大人の読書会in博多

2012年07月26日

 なみログ at 07:18  | 文学
8月12日(日)10時~ に開催する、大人の文学読書会のワークショップの案内です。
定員20名。
佐賀からの参加もお待ちしています!





主催は、アートサポートふくおかさんです。

参加されたい方は、メールか、ファックスで参加申し込みしてください。

■申込方法:FAX またはメールで下記をご連絡ください。先着順で受け付けます。
①お名前 ②ご所属 ③(昼間、連絡がとれる)電話番号 ④メールアドレス(PCから送信します)
⑤参加の動機・現在関心を持っていること

■申込・問合せ先:アートサポートふくおか
FAX092-591-6517  メールoffice@as-fuk.com
  


大人の文学読書会in博多続報

2012年06月24日

 なみログ at 16:33  | 文学
8月12日(日)10時~ に開催する、大人の文学読書会のワークショップの案内です。
定員20名。
佐賀からの参加もお待ちしています!





主催は、アートサポートふくおかさんです。

参加されたい方は、メールか、ファックスで参加申し込みしてください。

■申込方法:FAX またはメールで下記をご連絡ください。先着順で受け付けます。
①お名前 ②ご所属 ③(昼間、連絡がとれる)電話番号 ④メールアドレス(PCから送信します)
⑤参加の動機・現在関心を持っていること

■申込・問合せ先:アートサポートふくおか
FAX092-591-6517  メールoffice@as-fuk.com

  


【予告】大人の文学読書会in博多

2012年06月13日

 なみログ at 11:27  | 文学
【大人の文学読書会のお知らせ】

8月12日(日)午前10時から、福岡の大博多ホールで<大人向け読書会>のワークショップを実施することになりました!!主催は<アートサポートふくおか>さんです。大人の読書会の輪が着実に拡がっています!詳細はまた後日改めてご案内します。<読書とは生きること>がキャッチフレーズです。

司会進行は僕がします。

何を読むかは決めていません。。これから決めます!

■参加受付など詳細は後日ブログに掲載します。

■アートサポートふくおかさんのWebサイトはこちら。
http://www.as-fuk.com/
いろいろ活動されていますよ!!  


明日は横浜で読書講演します。

2012年05月07日

 なみログ at 15:50  | 文学
ネットの仕事と何の関係があるのか?と問われそうだけど、(苦笑)
ほんファン読書ブログを開設して運営しはじめたのがきっかけで、
http://blog.honfan.jp ←これです。

読書に関するワークショップや講演に呼ばれることが増えてきた。

ということで、明日5月8日(火)は先日読書会で呼ばれたKTC中央高等学院さんで、今度は授業に出て読書についての講演をすることになった。

大学に入るまで、ほとんど本を読んでこなかった僕自身が、大学に入り活字中毒になった経緯やその理由、佐賀市内で七年間に渡り大人向け読書会を開催してきたことなどを、話してみるつもりです。  


横浜の学校で文学読書会!

2012年04月26日

 なみログ at 10:32  | 文学
【PR】読書日記書くなら「ほんファン」


あす金曜日に横浜の学校で文学読書会を行います。

多摩高尾の地域活性化イベントで行った文学読書のワークショップを
立ち見で観られていた方が、学校の職員の方で、
ワークショップが終わったあとすぐに、
「うちの学校でも生徒向けに出来ませんか?」という相談があった。

ということで、昨年小城市立中学校で行ってもらった実績もあるので、
生徒向けにも文学読書会の面白さ(この場合はインタレストですね)は、
伝わると確信しているので、引き受けることにした。

読書会の内容や、読書会に関するお問い合わせは、下記のブログを見てみてください。

独読日記 http://namilog.honfan.jp/
  
タグ :文学読書会


文学読書会in八王子

2012年02月21日

 なみログ at 13:24  | 文学
なみログの独読日記をご覧の皆さま、こんにちは。

昨日は、八王子高尾駅近くの<プラザむみじか>(高尾駅南口徒歩3分/八王子市初沢町1299)で開催された、つながりまつりで読書に関する講演を行った。

イベント自体は11時から開催されていて、11時からすでに20名以上の方が会場に入って、午前中のプレゼンテーションを熱心に聴いていた。

13時から始まった僕の講演は、10名の方にそれぞれ5名ずつ二つの机についてもらい、あと立ち見でも10名程度の方に聴いてもらった。

講演のテーマは、『読書で地域が活性化できる!』。

果たして、本当に読書で地域が活性化できるのかどうか、聴く者皆ばかりか僕自身でさえも半信半疑のスタートであった・・





ここから約10分。あーだこーだ、読書に関する僕なりの話をし、

次に、具体的に読書を参加者みんなで実践してみましょう。

ということで、昨日は時間の関係上、小説ではなく、童謡の『ふるさと』の歌詞をみんなに配り、
ふるさとの歌詞に5分間向き合ってもらった。

静かに詞に向き合う。ことが大切だ。


そして、5分の黙読が終わり、5名ずつのグループで自己紹介を行い、感想をシェア。

黙読のときからであったが、おもわず泪を流される方、感想をシェアするともらい泣きする方がいらした。

どのような想いが胸の内に去来したかは、話の詳細が聞こえなかったので、分からないが、
約10分くらいそれぞれの立場でそれぞれの<ふるさと考>を語り合ってもらった。

そうして簡単ではあるが、読書体験を地域の仲間で語り合うということの実際を体験してもらった。

読書会は、

読書という体験をとおして語られる、お互いの人生や考え方、地域のことなどについて、

世代を超え、性別を超え、他人の思いを知り、その土地の風土や歴史、生活を知り、

そしてそこから

自分自身の生き方につなげていく、

ことに目的がある。

何冊もの小説のタイトルを知っているかとか、小説のあらすじを知っていることなどももちろん読書体験の成果であり喜びであるかもしれないが、


読書会で得られる読書体験の効能は、小説の物語の世界を飛び越えて、人生の生きるヒントを得られるところにある。

読書を通して地域で人が集い語り合うことで、人生をよりよくしよう、地域をよりよくしようという気運が生まれ、仲間意識が強まり、そこから次はなにか行動に移すことが生まれるだろう。

講演の最後、『読書で地域は活性化すると思いましたか?』という問いに、

参加者のみんなが賛成の手を上げてくれた。(ちょっと強引?・・(笑))
  
タグ :文学読書会


文学読書会in佐賀県を終えて

2011年11月11日

 なみログ at 01:09  | 文学
さがファンブログをご覧のみなさん、こんばんわ。
なみログこと、川浪秀之です。

おとといと、昨日と、東京から佐賀に出張し、大人の文学読書会を2箇所で開催をしてきました!

念願のリアルイベントである、『ほんファン大人の文学読書会』がスタートしました。

課題図書は、水上勉著の短編『太市』。
伊万里読書会が、参加者7名。
佐賀読書会が、参加者8名。

とちょうどいい参加人数で無事開催ができました。参加された皆さんお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

伊万里市読書会は、文学読書会なるイベント自体、はじめてという方が5名だったので、どういう内容のイベントなのか不安を抱えて参加されたようで、ほんとうにお疲れ様でしたと思います。

けれど、読書会を終えての感想にもあったように、どちらの読書会も白熱した会話、議論になり、個人体験で終わらせていたら、感じることのなかった、新鮮な価値観、考え方、捉えかたを感じていただき、また、参加者のこれまでの体験談や知人から聞かれた話など、さまざまな話をお互いに交わす、機会になりました。

果たして、文学読書会の目的はなにかと聞かれると、一言では説明がしずらいのですが、文学読書会の目的は、ただ単に、物語の筋を追ったり、犯人を捜したり、解釈をしたりするのではなく、また、登場人物や物語の読後感だけを、共有するのではなく、文学作品を読み進めるときに、ふと頭に浮かんだ、参加者自身の過去の体験や、苦労した経験、幸せな体験、自慢話、見聞きしたこと、青春時代の思い出、幼少期のこと、などを、話せる範囲で口に出し、物語を媒介にして自分自身に向き合い、他者の話に耳を傾け、ときに助言をし、励まし、一緒になって考えてあげたりすることに、その目的はあります。

文学読書会は、作品を解釈するためだけに使うのではなく、明日への生きる糧、ヒント、力を得ることのできる社交の場だと思ってもらえればと思います。

佐賀県伊万里市、佐賀市ともに、来年1月から毎月開催をしていきたいと思っていますし、東京都内はじめ全国どの地域にも、文学読書会の輪を拡げていきたいと思っています。

次回、参加してみたいとか、自分たちの地域でも開催してほしいという方は、どうぞお気軽にコメントか、オーナーへメッセージをください!!

■伊万里読書会に参加されたヤマグチさんの感想はこちら⇒
■伊万里読書会に参加された村上さんの感想はこちら⇒



11月10日(木)10時~12時佐賀読書会の様子
(佐賀市のアイスクエアビル3階にて)


11月9日(水)14時~16時伊万里読書会の様子
(伊万里市民図書館会議室にて)



真剣に課題小説を読む村上さん


最後になりますが、伊万里読書会の開催にあたってご協力をいただきました、伊万里市民図書館の古瀬館長様、同館溝上様、ネットオンビレッジ代表村上様、佐賀読書会の開催に協力いただいた、『たまには小説を読み込んでみよう塾』の塾生、『火曜読書会』の塾生の皆さん。ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
  

【参加募集】伊万里読書会(11月9日(水))

2011年10月27日

 なみログ at 14:32  | 文学
さがファンブログをご覧の皆様。こんにちは、なみログです。

普段は東京でWebプロデューサーの仕事をしているのですが、なぜか、、この度、

11月9日(水)に伊万里市民図書館会議室にて、

大人向けの文学読書会を開催することになりました!!

ただいま、参加者を募っています。
時間の都合がつく方は、ぜひ読書会にご参加ください!!

■イベントタイトル
大人向け文学読書会in伊万里

■主催者(個人)
川浪秀之(かわなみひでゆき)(福博印刷勤務)

■開催日時
2011年11月9日(水)14時~16時

■場所
伊万里市民図書館会議室

■参加費
無料

■参加人数
10名(申込み順)

■参加者の対象
おおむね30歳以上の男女
主婦も歓迎!
50代以上の参加も大歓迎!
文学の読書歴、知識は問いません。
ほとんど文学作品読んだことのない方も大歓迎!

■読書会で扱う作品
水上勉著の「太市」
どなたでも、30分程度で読める短編です。

Amazonのページはこちらを参照。宮本輝選の短編アンソロジーに入っています。
http://p.tl/ztUN

※テキストは、事前に購入していただくか、図書館で借りていただくことになります。
※また、当日までにご用意できそうにない方には、主催者より本を準備します。

■参加申込み方法
参加申込みをしたい方は、必要事項を明記の上、下記のメールアドレスへメール送信ください。

・氏名(複数名での申込みは全員の氏名)
・連絡先(電話)

■参加申込み先
<メール>
web@ding.co.jp  読書会責任者/川浪(かわなみ)  


佐賀発の読書ブログポータルサイト!

2011年10月03日

 なみログ at 13:56  | 文学
さがファンブロガーの皆さんへ

こんにちは。なみログです。

趣味と仕事を兼ねて、『読書ブログ』をオープンしてみました!

【無料】で利用できる読書日記ブログポータルサイト
その名も『ほんファン』(本が好きな仲間たちという意味ですね^^)
↓↓↓↓↓↓↓↓
http://blog.honfan.jp/






さがファンブロガーの皆さんの中で、すでに読書日記を書かかれている方、本が好きな方、読書ブログへの投稿もしてみるか、というくらいでいいので、こっちの方も投稿してみられませんか?

※さがファンブログと操作は同じなので、簡単だと思います。
※くれぐれも、さがファンブログをメインに利用してくださいね^^


どのように全国的に拡大していくか、まったくわかりません(笑

佐賀から始まって全国に拡がるかもしれませんし、拡がらないかもしれません。。(泣

楽しい試みなんで、いっちょ投稿してみるか、くらいで登録と投稿してもらったら嬉しいです。

今後、佐賀県内をはじめ、全国数ヶ所で、ほんファン主催または協力で

『大人のための文学読書会』も開催する計画です!

  


魚の時間

2011年06月02日

 なみログ at 12:46  | 文学
ふくやま文学の主宰である中山さんの自選短編集「魚の時間」を読む。

1974年から2010年までに発表された短編を集めたものだ。

若々しくみずみずしいといえばおきまりの言葉だが 戦争末期の少女がみた 兵役工場や少年たちのいきいきとした目や会話には 死が当然のこととして生の先に横たわっていた時代に生きる かれらの青春のなんともいえない美しさを感じずにはいられない。
ここに納められた短編のほとんどがそのような若者の、あるいは青春を忘れない 忘れてはならないと思う男女の物語だ。
  

思考する猫

2011年05月28日

 なみログ at 01:54  | 文学
先日書いた佐賀文学同人誌の最新号のは、古賀悦子さんによる表紙だ。

猫というとほんわかしたものやかわいらしいのはよく見るが、力強さを感じる。
思考する黒猫

といったところか。
好きな絵だ。


  

悪人と冷血

2011年05月27日

 なみログ at 17:19  | 文学
~2010年のノートのまとめより~

悪人 吉田修一著

(映画は妻夫木聡主演、深津絵理。舞台が佐賀、福岡、長崎で、多くの撮影が佐賀、福岡、長崎で行われた)

佐賀県と福岡県の県境にある三瀬峠で見つかった女性の死体遺棄事件。犯人と思われる人物は行方をくらませた大学生。しかし被害者の女性がその夜に会う予定だったのは大学生ではなく、他の男だった。女性は誰に会い、誰が彼女を殺したのか。そして彼女と男、大学生に関わる数名のものたち。いったい誰が悪人なのか。

個人主催の読書会で課題図書として読んだ。結構面白い。
朝日新聞に連載されいた小説で、福岡、佐賀、長崎を舞台に書かれているので、身近に感じながら読み進めることができた。
吉田修一という小説家は長崎県出身の小説家で土地勘があるので、地理的なリアリティーを感じさせる舞台設計になっている。※朝日新聞の連載小説だったことを考えれば、北部九州以外の読者にどのように伝わるのかは聞いてみないとわからないが。

悪人吉田修一著<br />

それで、これは個人的な感想だが、各章のタイトルの打ち方が、『冷血』(トルーマン・カポーティ)に似た感じを受けた。※そのあとすぐに改めて冷血を読むことになった。そもそもの切り口というか、構想のなかに、『冷血風』な視点や語り口、ノンフィクションタッチの切り口などの着想があったのか、無かったのか。




あまり面白くないと聞いていたので読まずにいたが、いざ読んでみるととても読み応えがあった。本が分厚いので、抵抗を感じる人も多いかもしれないが、おすすめの一冊である。




  


佐賀文学

2011年05月25日

 なみログ at 23:19  | 文学
越したばかりの東京駒込のマンションに、佐賀文学の主宰であるS氏より『佐賀文学』の最新号が贈られてきた。

『佐賀文学』とは、佐賀の郷土の文学同人で構成する文学団体(昔は結社っていったりしたんだな)が、定期的に出す機関誌で、小説、詩、随筆のカテゴリから成る文芸雑誌だ。

まったく思いもよらない残念な号になってしまったが、最新号は、佐賀文学の事務局を勤めていたM氏の追悼特集となってしまった。

Mさんは学校の校長までになった方で、佐賀文学に籍を置いたのは2002年くらいからであった。ちょうど『佐賀文学短編小説集2002』というアンソロジーを出した年で、Mさんの小説も活字になっている。

その後、Mさんは、『赤い雪』という作品で、佐賀県文学賞で一席を受賞されたのだけど、その『赤い雪』という小説は、ぼくが数年読んできた佐賀県文学賞の小説の中では、一番に評価している小説だ。あるところにも書いたことがあるけれど、筋といい、骨太の文章といい、前へ前へと進む推進力といい、深い哀しみが待っている最後といい、読み終わったあとに、読んでよかったと、心から思える作品だ。
2006年度の佐賀県文学賞の作品集の中にあるので、読んでみてください。

(なおご存知の方も多くいるようだが、『赤い雪』は、四十数年前の豪雪が降った日に、遭難した小学生たちを助けるために、自らの命も亡くした富士町の中村先生をモデルにした小説である)

僕自身は、『佐賀文学』に在籍していたのは、25歳の頃から35歳くらいまでで、後半はほとんど例会にも出席をしなくなってしまい、退会についてもちゃんとした退会届も出さずに退会してしまった身分なので、いまさらMさんの訃報に接して、なんとお悔やみを申し上げていいのか、在籍時の生意気、無礼をお詫びし、ご冥福をお祈りしたいと思う。

僕にとって、Mさんの思い出といえば、

『みなさん、熱心に書かれていますよ』

(待っていますよの意)

という手紙を、数年前にもらった記憶があるのが、最後である。

※かならず、戻ることだけは、心に決めていますので、ご安心くださいね。



  


月と蟹 道尾 秀介

2011年01月24日

 なみログ at 18:46  | 文学
直木賞受賞作、月と蟹を読んだ。

小学五年生が主人公のわりに、心理描写や地の文が大人すぎて違和感を少しは感じるが、文章も巧みで、ストーリーもよかった。

タイトルの月と蟹、子どもたちが崇め立てるのはヤドカリで、月と蟹というタイトルより、ヤドカリに引っ掛けた別のタイトルでもよかったか。

もっと短くて、100枚~150枚くらいの短編だったらどうだろうと思ったりもする。
宮本輝の短編のように。

いや、そんなに宮本輝を読んでいるわけではありません。(汗)

  


人間の羊 大江健三郎

2010年11月20日

 なみログ at 18:39  | 文学

人間の羊 大江健三郎

明日の読書会の課題小説だ。

今夜、再読しよう。


※今日は午後からみっちり提案書と見積書作成だった。結構はかどった。
午前中は、電子書籍で悩まされ・・・



  

飢餓海峡 水上勉

2010年10月27日

 なみログ at 20:24  | 文学

すっかり、読書ブログになってしまっている・・・

飢餓海峡を、週末に読んだ。一気に読んだ。武雄市文化会館で映画が上映されるらしいので、映画を観にいく予定だ。感想はまた改めて。


  
タグ :飢餓海峡


火城 高橋克彦

2010年10月23日

 なみログ at 02:38  | 文学

夜遅く家に帰り、風呂につかって、「火城」を読もうと、湯船の縁に本を置いた・・・ポチャン。

慌ててお湯のなかから取り出し、ささっと、タオルで表紙を拭く。ま、なんとか読める。しかし、印字はすごいなと。まったく滲まない。

「火城」は、(かじょう)と読み、高橋克彦氏初の時代小説で、佐賀の偉人のひとり佐野常民を題材にした小説だ。

先日から、新撰組だの、雲井龍雲だのといっていた矢先に、佐賀に戻ってきてしまった。ま、次あたりは、再び旧幕府軍側の、榎本武揚を読みたいと思ってるのだが。安部公房のものを。

火城、読み始めると面白い。今まだ読み始めたばかりで、京都のからくり儀右衛門(田中久重)のところへ行き、佐賀に来てくれぬか、などといってるところだ。

いやいや本を読んでいる場合ではないかもしれないのだけれど、読み出したら止まらない。。。

それから昨日の夜は、また違うのを読んでいて、純文学なのだけど、長崎の青来有一氏の、「ジェロニモの十字架」。

これがまた、なかなかじっとりと書かれていて、当時、文学界新人賞の受賞作としてはレベルが高い。単に、小説でも書いてみたというような生ちょろいものではなく、書かざるをえなかったと思わせるような、作者の背景が感じられる小説。文章も巧いしが、文章のうまいへたの問題ではないところの、もっと深い何かをかんじさせる小説だ。

  

江戸川乱歩 パノラマ島奇談

2010年10月22日

 なみログ at 20:40  | 文学
映画「悪人」が、ハリウッドからリメイクの話も来ているというのにも驚いたが、

十三人の刺客の三池監督が次回作に、滝口康彦氏原作の「切腹」のリメイクの話うんぬんという佐賀新聞の西村雄一郎氏の映画コラムの記事にも驚いた。

「切腹」を、<十三人の刺客ばりに作られたら困る>というような懸念は良く分かる。

そうおもえば、十三人の刺客の冒頭のシーンがどっかで見たことあるなあと思っていたが、ああいうシーン、「切腹」でもあったような・・・いやいや、うかつなことはいえないので、見直してみないとわからんが。

滝口康彦氏原作の「切腹」は、三国連太郎、丹波哲郎、仲代達也というそうそうたる顔触れ。監督は小林正樹。


話はだぁ~っと変わって、
江戸川乱歩のパノラマ島奇談を呼んだ。

映画化の話など無いとは思うけど、

絵としては、「アバター」みたいに3Dの映画に良いのではないだろうか。

ハリウッド受けしそうな気がする。

もう少しスケールを大きく描かないとだめかもしれないが、いっそドバイあたりのどっかの島を舞台にするとかして、グローバルに描いてみるとか。