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文学読書会in八王子

2012年02月21日

 なみログ at 13:24 | 文学
なみログの独読日記をご覧の皆さま、こんにちは。

昨日は、八王子高尾駅近くの<プラザむみじか>(高尾駅南口徒歩3分/八王子市初沢町1299)で開催された、つながりまつりで読書に関する講演を行った。

イベント自体は11時から開催されていて、11時からすでに20名以上の方が会場に入って、午前中のプレゼンテーションを熱心に聴いていた。

13時から始まった僕の講演は、10名の方にそれぞれ5名ずつ二つの机についてもらい、あと立ち見でも10名程度の方に聴いてもらった。

講演のテーマは、『読書で地域が活性化できる!』。

果たして、本当に読書で地域が活性化できるのかどうか、聴く者皆ばかりか僕自身でさえも半信半疑のスタートであった・・

文学読書会in八王子



ここから約10分。あーだこーだ、読書に関する僕なりの話をし、

次に、具体的に読書を参加者みんなで実践してみましょう。

ということで、昨日は時間の関係上、小説ではなく、童謡の『ふるさと』の歌詞をみんなに配り、
ふるさとの歌詞に5分間向き合ってもらった。

静かに詞に向き合う。ことが大切だ。


そして、5分の黙読が終わり、5名ずつのグループで自己紹介を行い、感想をシェア。

黙読のときからであったが、おもわず泪を流される方、感想をシェアするともらい泣きする方がいらした。

どのような想いが胸の内に去来したかは、話の詳細が聞こえなかったので、分からないが、
約10分くらいそれぞれの立場でそれぞれの<ふるさと考>を語り合ってもらった。

そうして簡単ではあるが、読書体験を地域の仲間で語り合うということの実際を体験してもらった。

読書会は、

読書という体験をとおして語られる、お互いの人生や考え方、地域のことなどについて、

世代を超え、性別を超え、他人の思いを知り、その土地の風土や歴史、生活を知り、

そしてそこから

自分自身の生き方につなげていく、

ことに目的がある。

何冊もの小説のタイトルを知っているかとか、小説のあらすじを知っていることなどももちろん読書体験の成果であり喜びであるかもしれないが、


読書会で得られる読書体験の効能は、小説の物語の世界を飛び越えて、人生の生きるヒントを得られるところにある。

読書を通して地域で人が集い語り合うことで、人生をよりよくしよう、地域をよりよくしようという気運が生まれ、仲間意識が強まり、そこから次はなにか行動に移すことが生まれるだろう。

講演の最後、『読書で地域は活性化すると思いましたか?』という問いに、

参加者のみんなが賛成の手を上げてくれた。(ちょっと強引?・・(笑))


タグ :文学読書会

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