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阪神大震災と網の目の考え

2006年01月17日

 なみログ at 09:18 | 社会
2006年1月17日(火)佐賀新聞朝刊23頁より

阪神大震災から丸11年。

被災者200人のアンケートによると、85%の人が「風化を感じる」とある。(共同通信社調べ)

そういう私も風化を感じるひとり。。

なみログでも何回か書いたが、阪神大震災が起きた2月中旬。神戸市鷹取中学校避難所に着いた。校庭にはいくつもの運動会でみるテントが並び、車もびっしりと停まっていた。運動会でみるテントは、いくつかのテントは青いビニールシートでぐるりと横を巻かれ、中には救援物資がどっさりと詰まっていた。

鷹取中学校避難所で一番忘れてはならないと思ったことば。

「ボランティアは網の目からこぼれ落ちる人たちを助けてあげること。それがボランティアに求められる」

本当のところの意味はいまもって当っているかどうかわからないが、「網の目」とは行政だったり、規則だたり、社会の仕組みだったり、経済だったりするのだろう。

そして、今思うのは、「網の目」はボランティアそれ自身であることもあるということ。

ボランティアが行なう活動自体がいつのまにか網の目になったとき、そこからこぼれ落ちた方に目配りをすることもボランティアの役割。

網の目になる側を否定しているのではない、だれでもいいので、だれか一人以上の人が、いつもいまどこが網の目になりつつあるのか、どこが網の目なのかを注意深く意識しておくことが大切だということ。

最近、そういうことを考えたりする。


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