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SOHOスピリッツ

2005年11月01日

 なみログ at 23:19 | 技術
2005年11月1日(火)佐賀新聞朝刊17頁より

11月になった。
佐賀はようやく朝晩寒さを感じるようになったが、例年よりは温かい。
といいつつ、先日久しぶりに実家の多久市に帰って夜飯食べて、畳の上にごろんと寝そべっていたら、足もとに寒さを感じ、ホットカーペットか、こたつを出さないと、いられないなと感じた。毛布を足にかぶせて寝そべった。
多久市は寒いと前前から思っていたが、佐賀市と比べるとかなり違うなと思った。

さて、今日の新聞には甘くち辛くちというコーナーがあり、SOHOについてかかれている。
SOHOとは、スモールオフィス・ホームオフィスの略で、ネット黎明期に新しいワークスタイルとして流行った言葉だ。

文を寄せているのは、財団法人日本SOHO協会理事の飯盛氏で(数年前に一度だけ面識があるが・・)、SOHOの定義について整理がなされている。

SOHOというのは、もはやITが特別なものでなくなった今、ITを活用したホームオフィスという定義ではあいまいさが否めないという問題点を受けて文が書かれている。

SOHOのキーコンセプトを、3つのアイ(I)で表現し、

IdentIty(アイデンティティ:自分らしく生きる)
Independent(インデペンデント:独立・自立した生き方を示す)
Individual(個人・個性ある生き方を示す)

SOHOの定義は、「自分らしく生きていく」自立したワークスタイル/ライフスタイル、と説明している。

SOHOについては、私も以前に少しだけ考えるところがあって、

SOHOとはSOHO形式=ITを活用したスモールオフィス・ホームオフィス

というだけではなく、SOHOにはSOHOという主義や信念があるものと思っていた。

飯盛氏の説明で、なんとなく感じていたSOHOについての考え方がぴたっときたような気がする。

SOHOも、定義をいいように利用されてしまって、SOHO形式であるというだけで、何か援助をもらって、仕事をしようなどと考え出すと、話がややこしくなる。SOHOは、逃げ場ではないはずだ。
SOHOだからといって、SOHOの若者にチャンスが与えられる時期はもう過ぎたと考えたほうがよさそうだ。

なぜなら、IT活用であればどの企業もとっくに本気モードで取り組んでいるし、IT活用しているだけの主義のないSOHOの人より、随分とSOHOらしく生きている人も多い。

SOHOであるかないかは、主義や信念、志の問題で、つきつめていけば、「自分らしく生きていく」自立したワークスタイル/ライフスタイルを確立している人、もしくは確立すべくいま頑張っている人がSOHOだといえよう。(でもややこしいので、一般的にはITを活用している、というくくりは必要かな・・)

SOHOとはSOHOマインドだったり、SOHOスピリッツが必要だということで、なにを言いたいかというと、私は会社員だが、SOHOスピリッツを持ちつつ、仕事に取り組みたいということだ。


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