EC成功に近道なし
2010年01月30日
なみログ at 23:02 | 仕事
インターネット通販の相談をよくもらうので、お客様のところに行く。
行ってなにをするかというと、あれこれと情報交換をさせていただくのだが、
順不同でいくつか確認をしていく。
・直近の注文数(月間)
・単価
・売上高
・広告媒体
・媒体毎の広告費
・反応率と購入率
・アクセス数
・訪問者数
・訪問キーワード
・購買者の性別
・年齢
・地域
・購入者会員数
・メルマガ読者数
・メルマガ読者の獲得の方法
・メイン商品
・商品のこだわり
・商品の他類似商品との違い
など
上記のことを聞いていく中で、自社のネット通販の状況を、曖昧にしかお答えいただけない場合は、
まず、上記のような項目を一つでも多く事実確認をしましょう。
ということにしている。
それから、<そもそもインターネット通販して何をされたいのか>というのも聞くことが多い。
お客様に自社の商品を買っていただき、そのお客様にどのようになっていただきたいのか、というお客様の視点に立った目的を持つことが、なにを置いても先に必要だろう。
また、既存のビジネスでは立ち行かなくなることを懸念して、いまのうちにインターネット通販で売り上げの柱を作りたいという自社の目的を持つのも当然だ。
しかし、この場合は、インターネット通販で成功するのが最終目的ではなく、少しでも多くの給料をスタッフに払いたいとか、一人でも多く、佐賀県の若者を雇用したいとか、実は社会的な使命も根底に考えられていて、言葉に出てこないだけのこともあるんではなかろうか。
とするとなおさら、ちゃんとインターネット通販に向き合って、現状把握を正確に行い、やるべきことをやって事業を軌道に乗せないと、せっかくの思いも達成できないままになってしまう。
ちゃちゃっと作って、ほったらかしで、小遣い銭くらいはネットで売り上げが上がるだろう、という程度でないのであれば、上記の一つでも多くの項目の確認と、検証をまずはやっていただきたい。