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北部九州の自動車産業

2007年06月12日

 なみログ at 18:34
2007年6月12日(火)佐賀新聞朝刊23頁より

佐賀市久保泉工業団地に、自動車部品製造の「美光産業」(本社静岡)が進出すると発表された。

久保泉団地は、これで13年目にして完売ということだそうで、なによりという印象だ。

記事によると、すでに佐賀市内に進出している、小糸製作所を主な取引先としているということで、自動車生産の工場が増える北部九州の景気の良さが伺える。

その記事の斜め下の記事には、吉野ヶ里町に「精発ばね」(本社東京)という会社が進出するとあり、こちらも、自動車のヘッドランプやドアロックなどを生産するという。

北部九州はさながら自動車アイランドという感じだが、実際の生産高とか従業員の増加数などはどのような数字なんだろうか。

また、国内は販売不振という記事を目にし、中国向け、ロシア向けの生産が大幅に増加しているということだが、実際にどれくらい輸出向けが作られているのか。それから、今後の予測はどうなのだろうか。
というのが気になる。

自動車産業は、関連企業の裾野が広く、日本経済においてももっとも重要な産業だ。それがこの数年トヨタを筆頭に、マツダも過去最高益を出すような景気の良さで(日産は不振のようだが)、それを受けて、北部九州への工場の進出が増えている。

佐賀県にとってはこのうえない雇用促進のチャンスだと思うので、この機に乗り遅れることなく、自動車産業を下支えするような仕事が増えればと思う。