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e-monoづくり.com と滝口康彦

2007年10月18日

 なみログ at 00:14
2007年10月17日(水)佐賀新聞朝刊7頁より

佐賀新聞の地域経済面に、e-monoづくり.comというサイトの紹介が載っている。


佐賀市中心商店街の商店主や芸術家たちが集まって、手作り品のショッピングサイトを開設したというもの。

いよいよ、ネット通販に取り組むお店が出てきたか、という感じだ。
売り上げが少しずつでも伸びていくことを期待する。


昨日、佐賀駅から中央大通りを南に下りながら、いくつかのお店回りをして、ネットの取り組みについて話をしたが、正直言って、予想以上に悲観的な思いを抱いた。

今だけを見て悲観的に思ったわけではなく、数年前からの動きを振り返ってみて悲観的に思うのだ。
なぜかというと、佐賀市や商工会議所などが声をかけて、佐賀の中心商店街の店主にもITセミナー受講の案内があったりしているはずだが、今現在にいたっても、ネットの取り組みは一部のお店に限られているのが現状ではないだろうか。

インターネットの取り組みなんて、ほかの事業展開や販促に比べたら、投資額が格段に低いのに、この数年の間にそれを試していない、というのは、売りたいのか売りたくないのか、よくわからないと思わざるをえない。

なかにはネット通販で成功しているお店もあるので、ちょっと検索してみて、知り合いのお店がネットで売れてそうだったら、話を聞けばいいのに、と単純に思ってしまう。

※佐賀通販塾もやったけど、佐賀市内の企業の参加が割合に少なかったのは、新しいことにチャレンジしない土壌なのかもしれないとさえ思う。

さて、話は変わるが、13面に、佐賀県立図書館で滝口康彦氏の顕彰展が開かれているという記事が。

11月11日まで。佐賀県立図書館で。

滝口康彦といえば、直木賞候補6回。映画「切腹」の原作でも知られる時代小説家で、わが多久市に在住していたので、なにかと紹介したくなる作家だ。(しかし、小説はほとんど読んだことがない。。私は純文学志向なので)

私が所属している佐賀文学という同人誌に畑島氏という同人作家がいるが、畑島氏と滝口氏にまつわるエピソードが面白い。畑島氏が若かりし頃小説を書いて応募した東京の商業雑誌があり、畑島氏の小説が入選した。表紙には入選作の紹介で畑島氏の名前がある。そしてなんとその下には、原口康彦(滝口氏の本名)という名前もあったのだ。畑島氏いわく、「この時は、滝口康彦よりオイの方が上手かった(笑)」と。

数年前、その雑誌がまだとってあったので、家に行ったときに見せてもらうことになった。早速手を伸ばして表紙を触ろうとしたら、「そいは見るだけ。触ったらいかん」と止められた。(苦笑)







タグ :滝口康彦