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佐賀ときめき大学2日目、3日目

2004年11月29日

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2004年11月29日佐賀新聞朝刊26頁より

先日から報告している佐賀ときめき大学の2日目、3日目が土・日の両日に行なわれた。
2日目は、午前中、佐賀県立美術館・博物館で、佐賀が輩出した近代画家についての講義と、肥前刀についての講義があった。
午後は佐野常民記念館から大隈記念館、旧長崎街道の武家屋敷などを見て回った。

佐野常民は佐賀の七賢人と言われる偉人たちの中でも、大隈重信、江藤新平と同様に全国的にも知られている人物だと思う。その佐野の出身地でもあり、海軍所もあった川副町に佐野の功績を知ることのできる記念館が今年開館した。

佐野の魅力を個人的に述べるなら、プロジェクトリーダーとしての資質と行動力に優れていた点に注目したい。精錬方という、いまでいうところの科学技術研究所が佐賀藩にはあり、彼はそこで、大砲鋳造などの国家プロジェクトを取り仕切るのだが、その遂行は、彼が他藩から呼びよせた技術者たちの力によるところが大きい。
彼がどのようにして彼らとの人脈を作り、佐賀藩で働くことを説得することができたのか。興味が尽きない。

3日目には、佐賀藩の教育制度についてと、鍋島閑叟と江藤新平の関係についての講義があった。閑叟と江藤の仲については、江藤が佐賀の乱で処刑されてからほとんど表に出てこなかったが、閑叟が亡くなったときにその葬儀委員長に江藤が選ばれているという事実があった。葬儀委員長を任されたということから、江藤と閑叟との間には深い信頼関係があったのだろうということだった。

詳しい講義内容は、後日、佐賀ときめき大学サイトでも紹介されるので、そちらをご覧いただきたい。

佐野常民記念館サイト
佐賀ときめき大学サイト


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