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家業の価値

2006年01月06日

 なみログ at 21:06 | 地域
2006年1月6日(金)佐賀新聞朝刊1頁より

新田舎主義、さが未来探しの5回目。
清酒「東長」で知られる蔵元、瀬頭酒造(嬉野市塩田町)代表取締役の瀬頭氏のインタビュー記事が掲載されている。

前回のなみログで、新田舎主義の価値についてわずかに言及したが、インタビュー記事の中で興味深いことが語られている。(記事は3面)

佐賀新聞をそのまま引用させてもらうと

酒屋を続けていくのは、バトンタッチしていくことだろうと思う。
今まで二百年続いてきて、あと五十年なのか、百年なのか知れないが、自分でつくったものではないわけで、父からバトンタッチされて、息子にバトンタッチしていく。
地方の酒屋が、本当に地域に根付いた伝統産業であるならば、家業としての瀬頭酒造であり、「東長」でないと続いていかない。


そのあとに家業と企業との違いを説明し、

酒だけをまじめに造っていくと考えると、家業じゃないとやっていけない。

と家業である必要性と価値が語ってある。

企業ではやっていけなくて、家業だからやっていける。

「家業」

どちらかというと古い組織体のように思えたり、企業と比較してなんとなくだが弱い組織体のイメージをもっていたが、上の言葉を読むと、家業という言葉にこれまで意識していなかった大きな価値を感じる。

バトンタッチという言葉も判りやすくて、字面がやわらかくていい。字面以上に精神性の高いものを感じるのは私だけではないだろう。

バトンタッチという言葉を見て、真っ先に思い出したのが、埴谷雄高が晩年言っていた、精神のリレーという言葉だ。


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この記事へのコメント

こんばんは!今年もなみログ楽しみにしています。
よろしくお願いします。

1/6(金)の朝、佐賀新聞1面の「新田舎主義」の
記事に目がいき、「佐賀の人は、もっと地元のものに
誇りを」というのが、すごく心に残りました。
紙面にも書かれてあるように、佐賀はほんとに
全国に誇れるものがたくさんありますよ。

さがファンも盛り上げて行きましょう!!
さがファン さがファン・・・・・・♪
Posted by 本の虫 at 2006年01月08日 00:05

こんばんは。わたしも今年もなみさんの視点を楽しみにしています。
昨年から土壁の家(自宅)を創ってますw
土壁の下地の竹組みは「藁の家」メンバー有志でやっていただきました!
年末年始の休みは家族総出でやってましたが、
先日の日曜日にようやく済み
昨日から泥塗り作業が始まりました。
昔ながらの知恵と技術のつまった竹と土の家は本当に美しいです!
また今の時代だからこその工夫もいっぱいの家になってます。
よかったら見に来られませんか?
武雄市の川古の大楠公園そばで毎週土曜日に家創り塾やってますので縲・^-^)/
Posted by ゆんた at 2006年01月11日 20:45

ゆんたさん。
すっかりご無沙汰しております。。
あっという間に2005年も終わりましたねえ。

家創り塾。面白そうですね。
行けるときは連絡します。

今年もどうぞなみログ、さがファンをよろしくお願いします。
Posted by なみ at 2006年01月11日 22:02