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背筋が震えた歌

2004年10月18日

 なみログ at 19:46 | 芸術
2004年10月18日佐賀新聞朝刊19頁「甘くち辛くち」より

10月11日にNHK教育テレビで中継された「第71回NHK全国学校音楽コンクール・中学の部」について書かれてある。
コラムの内容は、筆者である山田氏がテレビをみながら「にわか審査員」になり、自己採点をしてみたら、自分の審査結果がことごとく外れてしまった、というもの。

氏の主張はこうである。
共通課題曲として選ばれた谷川俊太郎氏の「信じる」というテーマは、「心の格闘であり、戦い」ではないのか?プロ顔負けの演奏だということだけが審査されるべきではないというもの。

私は合唱というものを生で聞いたこともなければテレビでも見たことがない。小学生と中学生の頃はいやいやながら全員参加の合唱に参加したくらいだ。
「信じる」というテーマを歌うのに、「心の格闘」や「戦い」がなければならないという氏の主張には、驚いた。「心の格闘」や「戦い」をしながら「信じる」というテーマを歌いあげる。そういう演奏があるとすればさぞ圧倒されるだろうと思う。聴いてみたい。

日本一は残念ながら逃したが、熊本県代表の山鹿市立山鹿中学校の演奏こそ、背筋が震えた演奏だった、とコラムは締めくくられている。


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この記事へのコメント

音楽は感情を表現できると思います。
実際、私は音楽を聴いて、歌って、演奏して、泣くし、笑うし、奇声を挙げます。
それで、人に伝わることがたくさんあります。

小中学校生の合唱コンクールやブラスバンド、演奏会は心打たれます。
もちろん、自分がそういったものに興味があるからでもありますが、
なにか自分にかけていたものを思い出させてくれます。

しかし、これらに審査をするのは必要ないとも思います。
技術向上のために競い合うのはよいことですが、一番は人に伝えたいという「思い」だと思います。
コラムの筆者が語っているように、自分に一番伝わったものが一番なのです。

一度、何でもよいので生で聞いてみてください。
涙が出るかもしれませんよ。
Posted by sady at 2004年10月21日 13:56

sadyさんコメントありがとうございます。
本はよく読むのですが、音楽はさっぱりな状態です。とくに合唱はまったくですね。どこかで機会があれば聞いてみたいと思います。
Posted by なみ at 2004年10月22日 10:25