近所の甕専門店
2004年07月02日
なみログ at 09:23 | 地域
2004年7月2日佐賀新聞朝刊7頁「あきない」より
佐賀市水ヶ江の甕専門店「平野商店」が掲載されている。梅漬け用の甕など100個以上もある、本格甕専門店だ。
私の住むアパートから歩いて5分もかからないところにあり、道すがら、ここは甕がたくさんあるなーと関心していた。小さい店舗だが、カテゴリーキラーな店だなと。扱うのはすべて、島根県の石見焼とある。こだわった逸品ぞろいという事だ。
遠く福岡からもわざわざ訪ねてくる人もいるという、詳しくは佐賀新聞紙面を見てもらいたい。ちなみにぐーぐる検索したところ、ひっかからなかった。甕の需要、あるやなしや。。
佐賀市水ヶ江の甕専門店「平野商店」が掲載されている。梅漬け用の甕など100個以上もある、本格甕専門店だ。
私の住むアパートから歩いて5分もかからないところにあり、道すがら、ここは甕がたくさんあるなーと関心していた。小さい店舗だが、カテゴリーキラーな店だなと。扱うのはすべて、島根県の石見焼とある。こだわった逸品ぞろいという事だ。
遠く福岡からもわざわざ訪ねてくる人もいるという、詳しくは佐賀新聞紙面を見てもらいたい。ちなみにぐーぐる検索したところ、ひっかからなかった。甕の需要、あるやなしや。。
この記事へのコメント
こんにちは。私は大の「甕好き」です。
「甕」の文字を見つけて書かずにはおれず、投稿させていただきます。
ご紹介の商店さんは、私の記憶では何十年も前から甕を扱っていらっしゃる老舗だったと思います。石見焼をお取扱とのことですが、実はここ佐賀・肥前地区も昔は、大甕の一大生産地だったそうです。佐賀県立博物館・美術館に所蔵されている「肥前国産物図考」※という資料にも、この大甕づくりの様子が描かれています。
肥前の国でつくられた甕は、かなり広い地区に売買されていたそうで、国内はもとより、遠くは東南アジアにも伝わっていたのだとか。
最近では、蓋付の甕(おばあちゃんが梅干を入れていたような)が、おしゃれな雑貨屋さんや、通販でも見かけるようになってきました。スローフードや、使い捨てをやめる環境配慮の影響かもしれません。見た目も素朴で、なんとなくかわいらしいですものね。
いわゆる生活雑器の「甕」ですが、生活に密着しているからこそ、ひきつけられる魅力(私だけ?)があるのかもしれません。
※「肥前国産物図考」
唐津領内の主要な生業を描写し解説した資料。著作者は木崎攸々軒入道盛標で、安政2年(1773)縲恣V明4年(1784)にわたって書かれたそうです。
Posted by 窯人S at 2004年07月02日 19:16