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佐賀玉屋 創業200年特集記事

2006年11月14日

 なみログ at 15:44 | 経済
2006年11月14日(火)佐賀新聞朝刊26頁より

なみログをよく見ている人によれば、佐賀の経済や商業についてどうコメントしているのか、それが楽しみという声がある。
また、切り込んでコメントしたことはほとんどないので、切り口が浅いとか、物足りないという意見も多い・・・

と前置きはそのくらいにして、佐賀玉屋の創業200年に合わせた特集記事が、26面に掲載されている。

仕事以外ではほとんど行く機会のなかった佐賀玉屋だが、先日、玉屋で大きな買い物をした。その日は日曜日でついでにポイント3倍セール?かだったので、買い物客も多く、結構賑わっていた。

記事によると、玉屋の売上は前年比減の状態が数年続いているが、来店者数は今年から微増に変わったということだ。
ポンパドウルというパン屋さんや、本館7階の和のフロアなどが、主婦に人気がでてきた結果ではないかということで、売上増の期待ももてる。

消費者ニーズをとらえることが大事な小売業だが、消費者にニーズは無いという話もよく聞く話だ。

たまたま今日、会社でミーティングがあり、その中で、自信を持って提案することの必要性を説いた人がいたが、一理あると思った。

私たちは、なにか満足をさせてもらうものを買いには行くのだが、例えばなにかおいしいものと漠然とした買い物のとき、(主婦が買い物のときに献立を事前に考えている割合とかあったな・・)、売場で目に付く食材が提案されていれば、それを買ってみようかと思うだろう。

風呂敷がブームみたいなので、そういえば玉屋にあったな、と思った主婦は、玉屋にでかけて、風呂敷をながめるが、そこでおすすめの風呂敷を店員が広げて、実際に箱などを包んで見せたりすると、買ってみようと思うだろう。

買いたいと思わせる一工夫は、消費者にとっては嫌なものではなく、逆にありがたかったりするときも多い。ただ、そのときに粗悪品を売りつけようと思ったり、品質以上に値の高いものを売りつけようと思うとダメだ。消費者の気持ちになって、決めあぐねている消費者に、自分が自信を持っておすすめできるものを、勧める。

話は変わるが、玉屋がもっと元気になるには、どうしても大通りに面するお店とのコラボレーションが必要だろう。玉屋を出て、駐車場まで行く道すがらに、ちょっと喫茶店によるとか、おいしいランチを食べるとか、なんでもかんでも玉屋だけで済まそうという人ばかりではないからだ。


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