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図書館先進県を目指すためには

2005年07月03日

 なみログ at 17:14 | 教育
2005年7月3日(日)佐賀新聞朝刊2頁「論説」より

佐賀県は図書館先進県を目指しているという。

7月1日から佐賀県立図書館のWebサイトでも県下図書館の蔵書が検索できるようになり、便利になった。ネット予約もできるようだ。

リニューアルされた佐賀県立図書館Webサイト
※検索結果が左のフレームに表示されるのが分かりづらい。

今朝の佐賀新聞の論説には、県立図書館の駐車場に関する意見が書かれていて、車社会である佐賀県にしては、県立図書館の駐車場スペースは少なすぎて、十分に利用ができない。とある。

そのとおりだと思う。駐車場が少ないために、多くの人が県立図書館を敬遠して、佐賀市立図書館など周辺の図書館に行っている。県立図書館は、駐車場対策を打つ必要があるだろう。

さて、図書館先進県の目的について。図書館を充実し利用者を増やすことの目的を明確にしておかないと、単なるインフラ整備にお金をかけるだけの事業に終わるだろう。

図書に接してもらうことで何を期待したいのか。その落としどころが不明だ。

インターネット予約とか、どの図書館でも本が借りられるとか、図書情報を知ることができるというのは、「そういうシステムを整備した」だけが目的ではないはず。

いまはまだ図書館の整備が先で、そのあとに具体的な目的があるのだろうが、日本一の図書館先進県が、佐賀県民の生活にとってどうプラスになるのか、また県民の生活をどうしたいのかを考える必要もあるだろう。


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この記事へのコメント

県立図書館の駐車場問題はかなり昔からの問題ですよね。個人的には今の場所を考慮すると仕方がないようにも思えて市立図書館で満足しているところもあります。ただ、以前に佐賀錦の資料を借りようとした時に県立図書館にしか豊富に貯蔵されておらず4,5年ぶり(?)くらいに行ってみたのですが、やはり駐車場が×でした。表向き可能といわれている他の館へ転送してもらえるという仕組みも実質難しいような説明でした。いっそ”どん3の森”に移転すれば。。などど思ってしまったことはありますが、なみさんのおっしゃるとおり、インフラ整備にお金をかけて”便利になった”だけでいいのか考え深いところですね。
Posted by さがやま at 2005年07月04日 01:20

はじめまして。
よくブログを拝見させていただいているものです。

県立図書館をよく利用しているんで、
駐車場の不具合は、身にしみて感じさせられています。
ほんとに、どうにかならんのかと・・・。

で、我が意を得たりつーノリで、佐賀新聞の論説を読んでみました。
うーん、なんだかなーな印象。

新サービスを紹介しつつ「駐車場拡大検討を」という要旨ですね。
城内公園内という立地の不利を、いくばくかでも克服しようと、
来館しなくても利用できる新サービスをはじめられたんだろから、
その意図を無視し分かりきった「駐車場の不備」に言及するのは、
なんか超反則のような印象を受けたんですが・・・。

そんなカンジしません??

決して、駐車場が今のままでいいとは思わないんですが。


ところで、「県下図書館の蔵書検索」は、去年12月からあったサービスですね。

なみさんのエントリーで私は知ったんですが・・・。

http://blog.fpweb.jp/archives/000123.html
Posted by saga fanfan at 2005年07月06日 12:02

sagafanfanさん、コメントありがとうございます。
佐賀県内の図書館はどこも結構充実してきていて、とてもすばらしいと思っています。
駐車場については、県立図書館はどうしたらいいんでしょうね?なんとかなるんでしょうか。
個人的には、図書館の充実がどのように県民生活を文化的に、経済的に豊かにするのかを、少しでも明確にしたほうがいいのではと思っています。
私は月に1回アイスクエアビルで読書会を主催しています。課題小説を読んできて、ああだこうだと自分の感想を言って、他の人の感想も聞きます。いろんな感想が出てきて面白いですよ。
私たちの読書塾は、読むことが目的ではないんですね。小説の登場人物の置かれた境遇や生き方や考え方を通して、自分たちはどのように生きるべきかのヒントを得ようと思うものなんです。
何冊読んだとかの問題ではなく、それを読んで何を感じたかとか、自分だったらどうしたらいいんだろう、というところが重要ではないかと思っています。(←小説の場合です(笑))
Posted by なみ at 2005年07月07日 00:57