佐賀産品のネットでの知名度
2005年03月16日
なみログ at 23:46 | 農水産
2005年3月16日佐賀新聞朝刊18頁より
E・クランドール記者の「見たり聞いたり」というコラムで、先日このブログでも紹介した佐賀県が県産品の看板商品作りを支援するということに触れてある。
ブランドというものの持つ威力を伝えるためのたとえ話に、小説家のスティーブン・キング氏の逸話を紹介している。
キング氏が自分の書いた小説を仮名を使って投稿してみるという実験をした。結果は惨敗。それならと同じ原稿を実名で投稿しなおしたところ、今度は採用。なにをかいわんや。
ところでブランド論はかれこれ何十年と議論されているが、またこの数年でブランド力などといって、ブランド論が交わされている。一頃のマーケティング流行りが、ブランド無視の、短期的な売れるしくみ作りだったことへの反省や反動から、中長期的に見てブランドを構築していくことが必要だと説く。
さて、佐賀ブランドについて。
5月に開設する「さがファン」の出店者向け説明を行なっているなかで、インターネット上で自分の会社の商品がどの程度認知されているかご存知ないケースが多いというのが分かった。
これは説明会でも話していることなので、簡単に紹介すると、
Yahooで羊羹と検索したときに、佐賀県の羊羹販売企業は、ランキングに表示されない。ようやく15位くらいに、天山本舗さんが掲載されている。
天山本舗さん以外は羊羹を食べたいと思っている消費者の目に止まるところに、サイトが無いというのが現実だ。これでは知名度も上がらないし、ましてや買いたくても買えない。
佐賀産品のネットでの知名度を上げる工夫はいくらでもあるのに、ただやっていないだけ。
E・クランドール記者の「見たり聞いたり」というコラムで、先日このブログでも紹介した佐賀県が県産品の看板商品作りを支援するということに触れてある。
ブランドというものの持つ威力を伝えるためのたとえ話に、小説家のスティーブン・キング氏の逸話を紹介している。
キング氏が自分の書いた小説を仮名を使って投稿してみるという実験をした。結果は惨敗。それならと同じ原稿を実名で投稿しなおしたところ、今度は採用。なにをかいわんや。
ところでブランド論はかれこれ何十年と議論されているが、またこの数年でブランド力などといって、ブランド論が交わされている。一頃のマーケティング流行りが、ブランド無視の、短期的な売れるしくみ作りだったことへの反省や反動から、中長期的に見てブランドを構築していくことが必要だと説く。
さて、佐賀ブランドについて。
5月に開設する「さがファン」の出店者向け説明を行なっているなかで、インターネット上で自分の会社の商品がどの程度認知されているかご存知ないケースが多いというのが分かった。
これは説明会でも話していることなので、簡単に紹介すると、
Yahooで羊羹と検索したときに、佐賀県の羊羹販売企業は、ランキングに表示されない。ようやく15位くらいに、天山本舗さんが掲載されている。
天山本舗さん以外は羊羹を食べたいと思っている消費者の目に止まるところに、サイトが無いというのが現実だ。これでは知名度も上がらないし、ましてや買いたくても買えない。
佐賀産品のネットでの知名度を上げる工夫はいくらでもあるのに、ただやっていないだけ。
この記事へのコメント
コメントありがとうございます。県内でのインターネット活用の取り組みについては、私たちが多くの情報を提供し、企業経営者の方たちにも直接説明する機会を作ったりして、働きかけをしていかなければならないと、思っています。私たちのようなWeb屋が、これまで製作一辺倒の技術論や販促費としてのWeb活用のみしか情報提供ができなかったという反省もあります。
Webをビジネスの根幹に据えなければならない業種も多くなりました。インターネット社会の消費者の姿がそれをもたらしたのですが、それに気付いて、市場が変わったからビジネスモデルも変える必要があることを伝えていきたいと思います。
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TITLE: さがファン(Sagafan)
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BLOG NAME: 市場通信【波多野blog】
DATE: 04/09/2005 12:35:38 PM
九州・佐賀の特産品を販売するオンラインショッピングモール『さがファン(Sagafan)』が6月1日オープンする。佐賀の農産品、水産品、農水産加工品、お菓子、お酒など美味しい食材・食品を紹介し、ネットで販売するようだ。現在出店者を募集しており、2005年3月27日付の朝日...
Posted by なみ at 2005年03月19日 08:13